緩くアーチを描いていて美しい形をしております
この箏という楽器、
龍に見立てられておりまして
各部の名称も、
左の方から
竜頭、 竜角、 竜甲、
側面は 磯
そして右のはじが 竜尾
この様につけられております
日本に箏がもたらされたのは
奈良時代のこと。
その時には既に
「龍の象徴」として
日本にもたらされておりますので
日本に渡って来る以前
中国で、箏が「龍」に見立てられた
楽器だったのです
中国にとって「龍」とは皇帝を表す生き物
高貴で万能で、美しい。
箏は、
それだけ高貴な楽器だったということ。
素晴らしい音色が出る楽器で
神に近い物 とされていたのです
「龍笛」という楽器も、同じ理由から。
龍笛は形は似てませんけれど
箏は
琴柱を立てると龍の背中にも見えてきます♪
箏柱(kotoji)
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